加湿器入門 -とりあえずこれ買っとけ-
冬ですね。
美容男の皆さんは冬の乾燥気になりますよね?
乾燥による肌の被害もさることながら、静電気が起きたり花粉やほこりが舞ったり湿度が低いと良いこと一つもありません。
加湿器を検討されてもいろんな種類ありすぎて何が良いか分からず、迷ってる間に冬が終わるなんて事繰り返してませんか?
今回は加湿器初心者の方のために書きます。
そもそも加湿するってどういう事?
日本人の肌質的には湿度50~60%が良いと言われています。
しかし日本の冬は室内で30%以下がザラです。(都内在住けーにゃむ宅調べ)
湿度が下がると肌が乾燥して荒れたり痒みが出てきたり、静電気が起きやすくなったりウイルスが発生しやすくなります。冬は気温だけでなく湿度も相まって風邪をひきやすい季節なんですね。
寒いからエアコンなど暖房器具をつけると余計乾燥します。
空気中の水分はガスや煙と違い、一瞬で空間全体が同じ湿度になるので部屋の真ん中と端で極端に湿度が違うという事はありません。
逆をいうと自分のまわりだけ小さい加湿器置いておこうというのは効果が薄いという事です。
以上の事から絶対加湿した方が良いです。
0円から始める加湿
とは言え季節家電はしまうスペース無駄だし、費用もかけたくないという人は、ドアや室内洗濯物干しに全体を濡らして絞ったバスタオルをかけましょう。
よく濡れタオルを置いておきましょうと書いてあるサイトを見ますが、冒頭に書いたように水分はものすごく拡散するのでポタポタ水が垂れない程度に絞ったタオルでは役不足です。バスタオルにしましょう。
霧吹きも有効です。
霧吹きの中に水道水と1滴リンス・コンディショナーを入れて定期的に空中に向かって散布しましょう。
リンスにはカチオン界面活性剤という成分が入っており、静電気を抑える効果がありますので保湿と合わせて一石二鳥です。
寝るときだけスポット加湿
スポット加湿は出来ないと言いましたが噴射口が近ければ水分が分散する前に捕まえられます。
これは小型の超音波加湿器がお勧めです。
小型と言ってもペットボトルに刺して使うような超小型のものはやめましょう。
APIX 超音波式アロマ加湿器(タンク容量1.5L) 【SHIZUKU mini】 ピュアホワイト AHD-035-WH
- 出版社/メーカー: アピックス
- 発売日: 2015/08/01
- メディア: ホーム&キッチン
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ドンキホーテでよく見るしずく型の超音波加湿器です。
比較的小型ですが1.5リットル入ります。1時間あたり250mlの加湿力なので6時間持ちますね。
250ml/hでは6帖の部屋の部屋を加湿するには役不足ですが、超音波式の場合は目に見える水蒸気(つまり粗く重い)のためある程度放物線をえがいて落ちてきます。
枕元の上の方に設置し、放物線上に顔があれば十分加湿出来ます。
※ただし、超音波加湿器は高さが無いと床(この場合は顔周り)がべちゃべちゃになりますのでかなり高い位置に設置する必要があります。
また、カルキが残るので頻繁に掃除が必要です。常時使う加湿器としてはお勧め出来ません。
ある程度お金をかけてでも睡眠時保湿したい場合は以下です。
まさに寝る時用に作られた加湿器ですのでべちゃべちゃになる心配もなく、有効的に保湿してくれます。
せっかくだから部屋全体を加湿したい
絶対ハイブリット式がお勧めです。
特にダイニチのものが費用対効果から評判良いです。
お勧めしないもの
最後にお勧めしないものを紹介します。
1.スチーム式
スチーム式は沸騰させたヤカンから出る煙と同じ発想で生まれた古くからある加湿方式です。
沸騰させるのでクリーンで掃除も比較的楽で良いのですが、消費電力が高すぎます。(半日利用で100円。=月3000円)基本的に家にいる間はずっと使うべきものなのですがちょっと躊躇する金額感じゃないですか?
加湿器を使う時期は3~4ヶ月くらいですので、一冬の健康を1万円で買っていると考えられるのであれば良い選択肢です。
※小さいお子さんがいる場合、スチーム式は高温で危険(火傷する温度の水蒸気が出ます)なのでハイブリッド式加湿器をお勧めします。
2.気化式
実は私がメインで使っているのは気化式加湿器です。
気化式は消費電力が低いのがメリットですが、少しうるさいのと、加湿量が低いわりに大きいのでお勧め出来ません。
また、経験上フィルターは2シーズンで買い換える必要があります。
3.美顔スチーマー
以前、ナノケアスチーマーなどの美顔スチーマーを紹介しました。
これでいいんじゃない!?って思った方もいらっしゃると思いますが、これは10分程度集中的に顔に向かってスチームを当てる事で肌の奥に水分を浸透させるものです。
加湿器の変わりになるほどの水分量はありませんし、電気代も高いし、そもそも連続運転するようには想定されていないので万が一加湿器代わりに使っている人がいるなら即刻やめましょう。
以上、加湿器のお話でした。良い美容男ライフを!